長年使っているから、劣化して壊れた。
相手が急に動いたから、腕が当たった。
具合が悪くてやれなかった。
聞こえなかった。
見ていなかった。
親からも学校の先生からも、そう教えられた。
それが事実の場合も充分あるので、
言い方によっては、真実と偽証が紛れてしまう。
要するに、「私だけが悪いんじゃないもん」という、被害者意識、納得出来ない気持ち。
え、何で私だけが責められてるの?
元はあの人が悪いんでしょ、
…………………………。
何度も書いているテーマですけどね、とある被告がブツブツ言っているのをテレビで観て、[人間ってそうなりがちだよね]と思って。
程度の差はあります。
これで逮捕されるのは可哀想だと思ってしまう、暴力親父を刺した娘。私個人的には、どう考えても父親が悪いだろ❗と感じます。
ストレスが溜まって職場の金を横領した男。逮捕前?のマスコミのインタビューにしきりに、「僕にストレスを与えた職場が悪い」と言っていました。うーん、横領を人の所為にするのは無理だろ、と感じます。
いろいろな人がいるので、
他の言い方があれば免れる事が出来るかもしれないと、姑息に企む人もいれば、
無意識にそうしてしまう人もいる。
〈自分を信じる〉という事は大切でしょうが、
自分の罪に真摯に向き合うというのは、
簡単には出来ない事の様です。
虐待を、躾と言い張る様に。
「私だけが悪いんじゃないもん」という気持ちは、
よくわかりますけどね。
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