いくつかの条件が揃わないと、
今この瞬間に出逢えていないのだろう。
その声がすると、窓を覗かずにはいられない。
苦手な眩しさを持ってしても、私をここから動かす事は出来なかった。
積雪の上、澄んだ空にだけ朝陽が通り抜ける。
それを唯一反射させるものは、
輝きながらなだらかに線を描いた。
息を呑む。
………美しい。
いつもの白鳥の群れ、空の中で朝陽に照らされ、
翼が透き通り、
羽ばたき、光の名残を置いていく。
何て綺麗なんだ。
知っているのだろうか。
人間は美を追い求めて止まない。
遥か彼方、近付く事は出来ない。
だからこそ煌めく。
行ってしまうけれど、
今も心像により蘇る。
羽根はキラキラして、
透明で、
何処までも清らかで。
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暖冬で、もういねぇのかな、白鳥。
寂しいなー😿
✨✨✨ 👻💗