直視したくない人・物・事。
ならばその周りへと視線を逸らすが、その方が現実が詳しく見える場合があり、無意識に己の目にフィルターを掛ける。
見えているけれど見えない、
人ならばその人が誰なのかを認識はしているが、それ以上その人を知りたくないという意識が、そのフィルター。
空を見上げ雲を見たら雲だと思うだけ。
ガスコンロの火の色に青が入っていれば疑わない。
人がベッドに横になっていれば寝ていると思うだけ。
誰かに何かを指摘された時、それが言われて気分が良くない内容だったら、
急に直視出来なくなるものがある。
ーーーーー自分。
鏡には映っていて、真っ直ぐ見れている。
無意識に良く映る様に顔を作る。
受け入れたくない事は見えなくなる。
自虐は言えても、
実際の罪は今視界に入っていないから、見えていないから、
信じない、
無い。
フィルターも、外す予定は無い。
いや、自ら外せないのだ。
☁ 👻(☁)