駄目な私は怒られて、
駄目な誰かは怒られない。
羨ましいです、見下されている私にはこれが常識。
緊張感を持って動かなければ、至らぬ箇所を出してしまえば生ゴミを見る様な目付きを向けられて怒鳴られる。
その私を怒鳴り付ける人は流石何でも完璧に出来ている…訳ではないから心に歪みが溜まる。
その心を無理に引っ張って広げても次から次へと歪みが入ってきて、
もう溢れるか破裂するかだ。
その人は王国を創りたかったのかもしれない。
それは、自分を誰も怒らない世界。
きっと咎められてばかりの過去だったのだろう、そんな所からは抜け出し二度と戻るものかと考えるのはわからなくもない。
言い方という重要な問題もあるので、
怒られないのは平穏だろうが、
その人は野放し状態だ。
間違いも正して貰えない。
王はやりたい放題という事か。
歪みが溜まり過ぎて、さぁーーーーーそれでも怒りませんよ。私がやる事はただ、
その人が撒き散らした邪を、
静かに塵塚に連れて行くだけ。
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