毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

独りきりの茶色②

自分の居場所ではない地に独り、本来なら異質に見えるだろうが、誰も気付かない。                        他人の目を引く光は放たない、地味なのは生まれつき、それで構わないから。                           意識が時々途切れているのか、あれ、自分は今何処にいるのだろう。                               懐かしいものは何も無い、         温かい気配は感じない、          慣れた声も聞こえない、                               いや他の音も遠く離れて。                              飛べないと、動かない茶色は地球の一部、  一つの生命の終焉も土壌の呼吸、      想いを馳せて欲しいと思う気持ちは遺伝子に組み込まれていない、ーーーけれど。                                              涙が、顔回りを濡らす。                               瞼はもう開かない。                                 静かだなとても、                                  音も気配も感覚も消えて、                                                   とても。                                                                         🌈🌏   👻