夕陽に似た緋い朝の空が、時に脳の感覚を狂わせる様に、
くすんだ色の景観が続くと、
自分のいる世界は一体何時の何処なのか、
わからなくなる。
一月の情趣は影を潜め、
枯れ草が横たわり、土は剥き出しのまま、
塵に包まれた様な空気は、
重々しく体内に蓄積されていく。
無い物強請り、
過去の心像が不意に鮮やかに蘇る。
知っている、
全てを浄化する、
熱を持たずも温かい、
冬の現象を。
くすんだ色調を一変させ、
白ばむ世界に、
一時言葉を失うのだ。
汚れた体内にすら惜しみ無く、
清らかで美しい気配を注いでくれる。
憧れて、目を閉じる。
呼び寄せる術は無い、
待つだけの、
降り届く、白い自然。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雪❄が降らねぇ、ってだけの内容。
いやほんとに、雪掻き⛄が少なくて助かるよ…😅。
⛄💦 👻