毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

砕けて散れ!①

ホーホケキョ。

そんな、季節を感じる自然の声を聴きながら、

僕は今、石を背負っている。
ズシリと、肩が苦しい。

「たまには役に立ったらどうなの」

母親に言われた。
何をどうすれば役に立つのか、いろいろやってみるが、怒られるばかりで、上手くいかない。

言葉は音であり、目で見るならば文字にするしかないが、

質量はしっかりあり、重い。

重い、石。

役に立つ様に、迷惑を掛けない様に、喜んでくれる様に、

宿題をするんだ、早く終わらせて、手伝いをしないとーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー膝に、石が乗っている。
重くて、痺れて、辛くて、なかなか終わらない。

母親が来て、こう言った。

「わざと宿題をダラダラやれば、他をサボれると思っている。バレてるわよ」


また、石が増えた。


                  (続く👻)