毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

たった1秒弱の安穏

大人はストレスがあったら、自らストレス解消を試みる事が出来ます。
私も働いている頃は、職場の同僚と居酒屋に行って愚痴吐き出しまくり、お酒を飲みまくり、それとなんやかんやあると食べてしまうので、ストレス太りもがっつり経験しました。
突然髪の色をピンクローズにしてみたり(ヘアマニキュアなので仄かにですが)、使い勝手の悪いデカいバッグを買ってみたり、一人暮らしの若い頃は独身の若い女性が休日に家にこもっていてはいけないと思い込んでいたので、出掛けまくりデートしまくり、それで人疲れしストレスが溜まり、思いきって休日に予定を入れず、前の日に食料と酒を買い込み、休みの日部屋にこもりひたすらごろごろし酒を飲み好きなものを食べ…、これは良いストレス解消になりました(ただのダメ人間の図、ですが)。

では、子供は?
規則に従って生きます。学校でも家庭(暮らすところ全般含む)でも。外れた行動は許されません、ほんの少し何かをサボったら、教育だの躾だの言ってただ怒られるのです。勿論子供の命、健全な成長を守る為に規則があるのだとわかっています。
しかし、子供にもストレス性の疾患がある様に、ストレスだらけです。どうしましょう。

いつもの様に父から見下された後、子供の頃の私は安全ピンを手に取りました。針の部分で腕をギギギィー、と傷付けます。始めたきっかけは覚えていませんが、繰り返しやっていました。針なので血が滲み出す程度、なので誰にも気付かれず出来ます。ギィーッと引っ掻くのは1秒にも満たなかったと思いますが、そのたった1秒弱、私の頭の中は「イテテテテ」に支配されます。要するに他の事は考えなくて済んだのです。身体の痛みで、心の痛みをごまかす事に成功しました。さすがに1秒弱では足りないので何度かやるのですが。

はい、緩いですすみません😢⤵⤵実際刃物で身体を傷付けてしまっている方達に申し訳ないです。

私はそのたった1秒弱にすがっていました。

傷痕も残らぬ、密やかなストレス解消法(?)でした。

今は、んーー、あ!今までの思いの丈をブログにつらつら綴っているのがストレス解消になっているのではないでしょうか✨