毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

冷然の術

熱量を失った。

熱いものに触れても、こちらは冷たいまま。
その方が都合が良かった。

自然と身に付いた方法・意識。


母が癇癪を起こすと、私の心と脳内は自動的にどんどん冷たくなっていく。コントロール不能の激情に立ち向かうのは無益。ただ時が経つのを待つのです。
その間の言葉や言い回しにどんなに怯えても傷付いても、ある程度時間が過ぎると母はもう覚えていないかの様に、機嫌が変わっている。

そういう特性を持つ人は、自分ではどうにも変える事が出来ないと思われるので、仕方が無い。私が冷たくなっていくのも必然。


父からの性的嫌がらせは、私にとっては精神的負担が大きかったと思っているので、これまた、強制的に冷え切っていくしかありません。
この気持ち悪さ、文章にするのが難しい。実際の嫌がらせの内容を書くのは簡単、緩いですから。それだけ⁉ってやつ。
ただ、その時の、私は。嫌悪?吐き気?感懐の麻痺?・・・・・

表せないが、口を閉ざし、血流が滞り、冷たくなっていった。

なので、両親とは全く違う温度でいたのです。

気力も奪われているので、

立ち向かうのは無益。

切論は無駄。


ならば押し黙り、冷たくなっていきましょう。
無理せずとも、そうなります。


それが、〈術〉。🌁👻🌁