ーーーーーあぁまた、普通に呼吸をさせてくれない。
こうやって一人きりになって誰にも気付かれない状態になった、夜中だけ。
苦しい。
窒息するのかな。
咳をするしか呼吸をする方法が無い。
咳をし続け、身体は疲労困憊。
休もうか、少しの間力を抜く、・・・気管が閉じた、焦って咳をして気管を開く。
これが夜明けまで続く。
症状を訴えても信じて貰えない。
今日も一人夜の中、咳をし続ける。
疲れた、もう疲れたーーーーーーーーーーーー
その時。
その症状の最中、急に何か得体の知れないエネルギーに包まれた。
すぅーーーーーーーー・・・っと気管が開いていく。
呼吸が出来る、何だこれ！？
まるで、誰かが魔法を使って助けてくれたかの様。
誰？眠いから、眠ってもいいの・・・？
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子供の頃、喘息（と思われる症状。病院に行っていないので）に苦しめられていました。
いつもはカーテン越しの窓が明るくなった辺りで気付かぬうちに寝入り💤、数十分後に目覚めた時には喘息の症状が治まっている…、という感じでした。
その時その一回だけ、意識がはっきりしている時、急激に楽になっていった。
不思議な、奇跡みたいなものに包まれた気がした。
ただ単に、丁度症状が治まる頃だったのでしょうけどね😠❔
その一回だけ、嬉しかったよ💐
