毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

若草の殺め

視界に虫が入る様になって、冬が去ったと思い知る。

刺す・かむ・寄生などが無ければ穏やかに共存したいところだが、

何故物心付いた時から嫌なものという認識なのだろう。

怖くさえある。


畑にキジ……オスに見えるが、少し明るい茶色の小さい鳥がうろちょろ、その後ろを近距離で着いて行くオスのキジ、ただ着いて行くだけ、自由に動き回る小さい茶色、

…………オスが子守りしている?

あっカラスが二羽来た、早く早く子供を仕舞ってーーーーーカラスは飛んで行った、もう大丈夫。

冬は何処で閉口していたのか。
凍り付いた時空の中、生命は保たれている。

生まれて直ぐ食料になったり、

私も相手が虫なら殺す。

命を奪うのは苦痛だ。


目の前に尺取り虫が。毎日文字を乗せる用紙の上をうねうね、

ーーー私は殺った。ここを通らなければ生き延びただろうに。

気が重い。


キジバトがぼーぼー言っている。


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