枯渇するまでは③
新しい事に興味を持ち挑戦するという気配すら描けない。
狭い思考で鬱々と人間の闇について細々と情報を探る。
何の為に生きているんだ、意義など無いと言ってしまうとそうなるから言わないだけで。
一応一つだけあるやりたい事をやり遂げるまでは、目を閉じてばかりはいられないと開けるのだ。そして、
水は何処だ水は何処だ水は何処だ、飲まなければやり遂げられない、
もうさよならだと意識が朦朧とする中、何故か這ってでも水を求めた。
他人を操る才能は無い、
犯罪を起こす気も無い、
水に在り付けなかったらそれで最期。
毎日生きている罪悪感に苛まれながら、
閉じた目をまた開けて、戻らない時の中渇いた精神と肉体へ、
ーーー水は何処だ、水脈は闇へも続く。
⛲💦 👻