烈日の下界、
朦朧としているのは以前から。
肉体の負担が増すのなら、
このまま身を委ねれば、
穏やかになれるのかな。
絞ったまま忘れられた雑巾、
捩れたまま水分を失う。
強張っているが重さは無い。
広げたらシワシワだろうが、
忘れられているので広げられる事は無い。
もう、水分は含まれないのか、
もう、する仕事は残っていないのか、
洗われて絞られて広げられて干されて乾いて畳まれて仕舞われた他の姿を眺めて、
あぁ、
終わったんだ。
自分はこの世のゴミになった。
惨めに下界に晒され続けるのは望まない、
せめて燃えるゴミへ。
ーーー汗の滴りも無くなれば、
捩れたままの雑巾の様な私は、
目を閉じ、
永遠の悪夢の中へ引き込まれる事を望む。
👿💤 👻💤