耳が潰れるのではないか。
大きな音を聞かされて潰れるのではなく、
耳自体が、潰れそうだ。
それ程強く、掌で耳を押さえ付けているから。
今、雷が轟いている。
いつかは通り過ぎる筈と信じて、
布団を被って耳を塞ぐ。
雷鳴と共に、地震の様に建物が震動する。
具体的な雷の被害の恐ろしさも知らないまま、
ただ怯えていた。
いつ過ぎ去るのか、
もう音は消えたのか、
息苦しい布団の中から、いつ出られるのか。
でも過ぎ去った後に気付く。
雷は、雷鳴を敢えて聞かない様にしても、
決して私を怒らない。
責めたりしない。
聞いても聞かなくても、
見ても見なくても、
私を集中攻撃したりせず、許してくれる。
そして雷雲は流れ、雨音を残していく。
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随分カミナリ⚡を持ち上げましたね~。
久し振りにゴロゴロ♪聞いたもので。
子供の頃、親から怒鳴られる時耳👂を塞いだとしたら、更に恐ろしい事になるでしょうから、やりませんでした(当たり前ですが)。
そんな事許されません、
逃げる事も出来ません、
ただ、暴言やヒステリックな言葉を、受け止め続けます。
それに比べたら、カミナリ樣⚡は、とても優しいのではないか❕❔
今は稲妻⚡も雷鳴♪も、全く怖くありません(急な雷鳴にビックリ👀‼する事はあるけど)。
寧ろ珍しく、若干気分が良くなる👻⤴