毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

対処という難関①

【いざという時人間は、対処出来ないらしい】

何か被害に遭って、それを誰かに打ち明けた時。

親・親族・友人・教師・専門機関……、
苦しくて、もう限界で、告白した。が、返って来た言葉は、被害者を更に苦しめるものだった。

そういう事が多々ある。

私も子供の時からついつい、

大人だったら知っている、
先生だったら聞いてくれる、
親だったらわかってくれる、
特に母親だったらきっと助けてくれる、

と、幻想を抱いてしまっていたので、

大人も知らない事だらけ、
先生は忙しくてそれぞれ言う事が違う、
親は何もわかってくれない、
母親は向き合ってくれない、

という現実に直面し続け、幻滅したのでした。

[私は家族に恵まれなかった]

この様に〈諦める〉という心術を身に付け、日々を繰り返してきましたが、

逆に少し親に興味を持ち、〈ひととなり〉を考えてみる様になり、

父の事は未だによくわかりませんが、私にした様に、父も誰かに見下されて生きてきたのではないかと推測したり、

母には発達障害の特性が見られたり、

等々、複雑に絡み合って歪んでいったと思っていた。

この状態で親に何かを求めるのは何の意味も無い、と。


が❗しかし❗

私は本当に中身の無い人間です。

他人の心理を理解せず、
狭い範囲で幻想と幻滅を繰り返していた。

それでは何も見えていないも同然。

まだ奥がある。


                  (続く👻)