シャボン玉を割るな②
シャボン玉くらいの儚さか、いやそんな美しさは無い。どうせこんなものだ、私に求められるのは性的な温もり。
これでここにいる意味は無くなった。
ホテルに入らなければ私は用無しの邪魔者、双方掴むものを見つけられず別れていく。
確かに、誰がこんな人間(私)助けようと思うのだ、何も無いじゃないか、無価値なものと知って構わず助けてくれる救世主などいないと、現実の世で知らされる。
生きるのは簡単ではないと多くの人が思ったとして、生きている事自体が簡単ではないという感覚は多くの人が持つだろうか。
虐げられて作られた人間は、生きづらい。
あの時ホテルに入っていれば少しは価値があったのか。虚しい想像だ。
無いから、あるのかもしれないと思うのか?欲しがってばかりいないで、こちらが救世主になる事を求められる流れの中にいる。
救う事も救われる事も無い。
掴もうとしなければいい、
そうすれば割れずに、
幻は幻のままでいられる。
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