拒否しているのは人との関わり合い、
に見えるかもしれないが、そんなに単純ではない。
虐げられた存在のまま何度も何とかして歩もうともがいて、
いつしか足が止まった。
枷が重い。
必要無い人間が社会に出て、迷惑を掛けている罪悪感に苛まれ、申し訳無くてその場にいられなくなる。
消えたい。
自分を放棄せざるを得ない。
死ぬ勇気の無さにまた苛まれる。
箱の中に籠る。
歩む為の足が咲く前に、蕾をもぎ取られた感じだろうか。
歩む能力が無いまま靴を履き、歩ける体で進み、しかし振りは振りでしかない。
立ち上がろうとしていたのだ、
ひきこもりの自分が言っても説得力がまるで無いが。
歩みを止めた。
生き通すつもりは無い。
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身体を売る人、眠れない人、ひきこもりの人、
全員ではないが、一部に共通するのは、
背景に、虐待を受けた過去がある。
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