平③
落ち窪んでいる私が通常のたあいない行動を取ると、ーー踏まれます。
遊んでいると踏まれ、
食事をしていると踏まれ、
絵を描いていると踏まれ、
病気になると踏まれ、
いろいろな場面で踏まれて。
これは家庭の中での事、通常という線の所まで上がろうとすると踏み付けてくる人がいるので、家族のでこぼこは私の所為らしい。
私一人劣っているから平にならずそれにより家庭は滑らかに運営されない。
勿論違う方向から見ると、私を踏み付ける人ー父が平にするのを拒んでいるとも言える。
自尊心を保つ為には見下す相手が必要、弱くて歯向かって来ない者をいつでも落として貶して、凹凸を均さずいつでも家の中をでこぼこの状態にしておけば、
「お前が悪い」と私を見下し父は高い所にいられる。
平になる事なんて無い。
求めるのも無意味だ。
虐待加害者と同列に並びたくない。
踏まれ過ぎて、薄く平たくはなっているかもしれないが。
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