被害者は、自分が被害を受けた事をずっと後になって気付く場合がある。 やっと告白出来た頃には、
「何故今頃言うんだ」 「昔の話だから今更」
と責められ、嫌悪感丸出しで敵対心を向けられる。
告白された側は事態が重過ぎると受け入れられず動揺し正常な判断が出来ず、この嫌な気持ちを作った人間は誰なのかを間違えてしまう…のはよくある話。
しかし不条理過ぎて言葉を失う、残された者は延々と苦しむが、死んだ加害者は〈無〉。
罪に気付いているか否かとか、 (死ぬ事で)逃げ切れてホッとしているのか?とか、 生きてきた中で自分の異常性を実は自覚しているかもとか、
脳内を巡らせてみてもわからないので加害者に近付けないが。
罪や害があれば必ず人に深刻な影響を及ぼす。
苦しみや後遺症や救済に時間を費やしながら死に近付いていく、
ーーー残された者は。
(続く)👻