今この瞬間、命を絶った人がいる。
あ、また今、命を絶った人がいる。
自然の中で、建物の中で、人混みに紛れて、闇然とした中で。
子供でも大人でも、自ら命を絶つという内容をニュースなどで見聞きすると、専門家やいろんな人が「逃げていいのですよ」という意味合いの言葉をくれます。
こんなマイナス思考の私ですら、ニュースを見聞きして「どうにかならなかったのか」と、苦しくなります。
相談してくれれば良かったのに、
休めば良かったのに、
逃げて構わないのに、
他に選択肢はたくさんあったのに、ーーーーーーーーーー
それ、その《選択肢》ってやつ。
第三者から見れば、それがあるのがわかります。
でも、実際命を絶った人は、他に選択肢が無い状態だったり、あっても最善の身の振り方を選んだ結果という場合もあります。
中途半端な私には、どちらの感覚も緩くわかる様な気がします。
追い詰められる、脳が〈それ〉以外を考えられなくなる、そして。
その人にしたら、〈それ〉しか無かった。
私もその時、そうだった(風邪薬大量に飲んだ時とかね)。
でもこれはほんの一部。自殺の原因は複雑多岐。
死ぬ気になれば何でも出来る。うん、死ぬ気になれば死ぬ事も出来る。
・・・そう簡単に言うなよ、ですよ。
助けを求める事も、命を絶つのも生きるのも、
すげぇ難しい。
(死に損ないのボヤキ、すみません👻)