幼い女の子が、下着姿で外に立たされています。
上は肌着一枚、下はショーツだけ、
泣きながら、玄関前に立たされています。
女の子から見て、左隣には商店があり、
その向こうは交通量の多い道路。
父親に怒られた恐怖と、
下着姿の恥ずかしさで、
涙が出ています。
気付いた人はいたでしょう、でも誰も助け様としません。
昭和の時代の、田舎での出来事、
小さい子供がこんな目に遭っていても、
普通の日常だったのかもしれません。
それでも、
幼いとはいえ、
女の子ですから、
恥ずかしいのです。
身体の表面に傷が付かない罰を受けている。
心は傷を負い、流血している。
でも見えませんから、
誰も気付いてくれません。
大人が素通りするならば、
こんな目に遭っていても子供は、
[これは助けて貰える状態じゃないんだ]
と、学習する。
それでも、
傷は塞がらず血は流れ出し続ける。
ーーあれ、
おかしいな、
目眩がして、
ふらふらするよ……………
立っているのが辛い、
立っているのが辛いんだーーーーー
(続く👻)