毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

いつでも探しているよ②

一般的には、
生きる事を考えて生きるのか、
死ぬ事を考えて生きるのか、
何も考えず生きるのか、
わからないけれども、

僕はいつも死と一緒。

生きていていいんだよなんて誰も言わない、
生きていると何かが出来なくて何かを失敗して怒られて、周りの人が迷惑そうな顔をする。

口に出す事は無いけれど、
過ぎる時間を見ていて気付いた、

死んでもいいんじゃないかって。

そうしたらこの世から迷惑が一個減る。

それはいい事だね。

思い切って自殺をすればいいのになかなか出来なくて、

だらだらと毎日、


いつでも探しているよ。


階段から落ちて頭を打ったら、
UFOが来て宇宙人に連れ去られたら、
傷口から菌が入ったら、
凄く暑いか寒い所に長くいたら、
誰かのお迎えが来たらーーーーーーーーー、


いつでも探している、


死ねる時を。


           👽~  🎀  ~👻

いつでも探しているよ①

子供の頃僕の家のリビングには水槽があって、
地震が来て金魚諸共大きく揺れた時思った、

このまま家が倒壊して、死ねる。

高熱が出てベッドから起き上がれなくて、
日々の生活態度が悪いだの何だの怒鳴り散らされていた時思った、

この声が聞こえなくなるくらい悪化すれば、死ねる。

前にテストの点数が悪くて引っ叩かれて、
たまに良い点数を取った時思った、

これは隠して悪い点数のだけを見せればまた引っ叩かれて脳の損傷で、死ねる。

不審者情報はいつでもあって、
登下校時思った、

一人で歩いていればいつか、死ねる。

校舎は屋上以外なら何処でも行けて結構高くて、
下を見下ろした時思った、

落ちれば、死ねる。

雷が鳴っていて、
部屋の中にいて思った、

外に出れば打たれて、死ねる。


              (⚡続く👻)

聞くも纏めるも困難

意見が割れるのは、当然の事でした。

自分の意見が通らないと人それぞれ不満を抱いたり残念な気持ちになったり、

他の意見を持つ人達を批判したり排除しようとしたり、いろいろある訳ですけれども、

そもそもすんなり一つに纏まる方が珍しい。

そして予想というものは当たらない。

国民は受け入れてくれるだろう。……あれ?世間が大騒ぎ🔥している!?みたいに国の偉い人達は一般の国民の現状を全くと言いたくなる程知らない。

生きている世界が違うから仕方が無いのか、いやいやそれだと政治は上手くいかないでしょう、国民の声の聞き方…難しいですかね。


親と子。この関係性なら意見が合い易いよね、違っても思いは理解して貰えるよね、

と誤解していた頃は苦しみましたが、
わかり合えないのも普通だと捉えたら少し楽になりました。

一生わかり合えない、

それでいい。

一人一人違うのだから。


そこに、わかってくれる人が現れると、その人の善悪など確かめる前に吸い寄せられたりすると……、

騙される(事もある)。

気を付けよう。


         ⚡🐻  (❓)  👻⚡

そして涼風が

八月の後半に入った時、気付いてしまいました。

夏に混ざり込んだ秋を。

食材や虫の声というわかり易いものではなく、まだ暑く熱中症に関する情報が流れる最中、

一瞬[あ、]と気配だけ。

勿論数多の秋が目前に来ているのをぼんやりと気配だと感じているだけでしょうが。

幾日か経ち、そして気配は夜に姿を表し風が吹いて「こんばんは」と言った。

もう夏じゃないんだ、
スタンバイだけしていたエアコン一度も使っていないよ、

夜に一番聴覚を占める音響は虫の声、

更に思わず「寒い」と呟いていた。


また連れて行って貰えなかったの、夏は私の手を取ってくれなかった。
その手は宙にポツンと放られ、

ーーーそっと何かに撫でられた。

あぁもう気配じゃない、涼風が私に触れて、

秋が来た。

また置き去りにするの?
今度は連れて行ってね。

秋色が好きだから、これで見納めがいいな。


冬に放らないで、


手を取って。


               🍂 🍠👻🎵

笑って、ママ

報道など見聞きして辛い気持ちになるなら少し情報から距離を置いてみる、と言われたりしますが、

虐待や、子供が被害に遭ったり犠牲になる事案から離れるのも(個人的には)難しい。

観ますよ、ニュースを。その度にううう…と辛く苦しく尚且つ憤る。

それでも膨大な数あるであろう事案のほんの一部、私は誰も救えないからせめて知るだけでも知りたい。

あーーーーー、

食べ物貰えないの、

黙ってこっそり食べたら罰で更に食べ物貰えないの、

笑い掛けてくれないの、

触れてもくれないの、

痛いと言っても助けてくれないの、

異変に気付いた人も助けてくれないの、

こんな目に遭うのは自分が悪い子だから?

[ごめんね]

……………………………………………………………………………。


あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

大人が小さい子苦しめて息絶えさせた、あっちが悪いいやそっちが悪いなんやかんや自分の所為でこうなったなんて誰も言わない(言っているかもしれないけれど)。


私は餓死しようとした事がある。
筋肉は無くなり、立とうとしても立てず、
這って、

思考も死に近付く。


あーーーこれだけでは全然わかってあげられない、

申し訳無い。


                 🍇 👻

秩序が生む嘘②

決まりを破ると、罰がある。
叱責、食事抜き、労働、宿題以外の勉強、弟妹への見せしめ等々。

弟妹の見本になれと言われるが、僕には見本が無い。
親を見ていると綻びだらけで、仕事をして疲れているから手抜きをしても時にはサボっても大人は許されると堂々と言い、まぁそれはいい、

約束を守らないのは引く。

僕が約束を守らなかったら怒り狂うくせに。
くだらない、こんな人達の決めた事に従うなんて、

と思ってから、よく嘘をつく様になった。


この家にあった決まりは何の為にあったんだ、
罰を与えてまで何を築きたかったのか、

大人になったら大人の気持ちがわかると思ったが、残念ながら親の事は今もわからない。

もう子供ではなくなって、法律やモラル・マナーを守る日々だが、

育った家庭で得られた事は、

嘘をつく事だけだ。

幸い、社会に出て嘘には度々出会うが嘘をつかなければならない場面はそんなに多くない。


嫌いなんだ嘘は。


実家を思い出すから。


             👪  ⚡  👻

秩序が生む嘘①

学校には校則があり、世の中には法律があり国には憲法があり、

僕の家には決まりがあった。

寧ろ決まりが無い所なんてあるのだろうか、
完全な自由の中では人間は暴走するだけという事だろうか。

常識というものを知って生まれてくる訳ではない、小さい自分は親が言う事を正しいと信じ従う。

従って、いた筈だが。

嘘をつく事を覚えたのはこの決まりがあったからだ。

時間までに宿題を終わらせなければ夕食抜きになるが、何度も食べられない経験をすると、食べる為にどうするかを考えて、

弟や妹に勉強を教えていて宿題をする時間が過ぎてしまった、

と嘘をつく。そうすればマンガも読めるし夕食も食べられる。

土・日曜日は風呂掃除を頼まれているが、水で濡らしたりして洗った振りをしたりする。目立つ汚れがなければバレたりしない。

勿論弟・妹の世話があるから遅く帰る事は許されないが、友達とは話を合わせてある。

証明する事が難しい遅れた理由を幾つか持っていて、


その全てが嘘。


               (続く👻)