毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

偽装の底から聞いている①

埋められている。

土の中ではない、ゴミの中でもない。

動けず、喋れないのをいい事に、

僕を、虚偽の説明の底に突き落とし、

埋めた人間がいる。


密室の中では、何でもアリだ。

額が切れれば、自分で壁に打付けた事になる。

足に痣をつくれば、自分で転んだ事になる。

痩せていれば、食が細いという事になる。

骨折すれば、一人で暴れた事になる。

学校を休めば、「学校に行きたくない」と言った事になる。

密室の中では、何が起きても事実は揉み消される。

物事・行為が、同じ性質のまま繰り返されれば、どう抗っても無駄なのだと学び、

閉口した。

身体から血が流れても、画面を通して観ている感覚。

倒れて起き上がれなくなっても、危機感は無い。

死の恐怖より、

勝っていたのは、

きっと居場所はあの世だろうという疑い様の無い定め。


僕は今死んでいるけれど、

声って、聞こえるんだ。


                  (続く👻)