えぇそこには何もありませんよ、
何かなければ穴は空きません。
壁、地面、衣服、様々な穴を見てきて、有効なものや取り返しのつかないものも見たり触ったりすれば確認出来る。
それが穴であり空洞。
しかし、見て触って確認していないのに、多くの人が時に「穴が空いた」とわかる。
物質ではないものに空く穴。
時間や手も空いたりしますが、
それよりもっと奥まったところにあって。
例えば手が空いたら休んだり別の事をしたり、この際暇を楽しんだり出来る。
「穴が空いた」とわかっても、手が空く様に有効に使えない、
いつの間にか空いてしまって、
そこを埋め様としても、
そこに入るものが無く、
代替も存在しない。
人は、穴が空いたまま過ごす。
見えません、
感じるだけ。
(続く👻)