小さな子供の目の前で、生きたトンボの羽根を千切ったのは、大人の男だった。
「ほら、もう飛べないよ」
何故、そんな事をして見せるのだろう。
私達は、生きているのに飛べなくなったトンボを目の当たりし、何とも言えない嫌な気分に、ただ包まれていた。
強烈な純粋さに向けて、
敢えて、残酷さを見せ付け、喜ぶ大人。
そこで例えば、一緒に「あはは🎵何それー❗」と喜ぶべきだったのか。
どうやって、残忍な行為を楽しめばいいのか。
それとも、「そんな可哀想な事はやっちゃダメだよおじさん」と、注意すれば良かったのか。
生き物を大切に、と教えてくれる。
考えも付かない惨い行いを見せてくれる。
そんな大人達の狭間で、子供は自らで、善悪を判断する力を培うのか。
空を飛べる生き物の羽根を毟り、そして人間は笑う。
それを子供一人一人、どう受け止めるか。
……………
やな大人ねぇ、子供の周りにはそういうやべぇ奴がたくさんいる。
何かしらで話題になって多くの人が知れば「こういう人間を子供に近付けてはいけない」と言ってくれますが、
虫の尊厳を踏みにじり、それを子供達に見せて喜ぶ男、
どうですか❗❓
私はその男に嫌悪感を覚えながら、一人こっそりとアリ🐜を殺す女子児童になっていました。
そのままの状態で成長しなくて良かったです。
🐌🐛🐝🐜🐞 👻💧