脳内出血で、意識を失わないかな。なんて、そうならないのが現実。
あぁ変なの、ここまでして、何故生きているのだろう。
もういいんじゃないか、
もう充分じゃないか。
しがみ付く程の何かが、この世にある訳じゃない。
左目は、もう開かない。
小さな子供が遊ぶ時間が過ぎた公園、三人の形が薄ら見える。
「キャーーッ!何その顔キモッ」
「私達がやったと思われたら困る、帰ろう」
「帰るわ」
私の顔を見た父親と同級生達は逃げ、この公園に辿り着くまでに擦れ違った人達は素通り。
血を流していようが、顔が腫れていようが、最早誰も気にしない。
私に、人間としての価値は無い。
こんな時に、眠い様な気がする。
本当ならベンチかブランコにでも座った方がいいのだろうが、
そのまま地面にへたり込む。
疲れた。
(続く👻)