客観的に見れば、よくここまでお年寄りを大切にしないでいられたなと、恐ろしくなるくらい、
祖母を大切にしませんでした。
「おばあちゃん子だった」「おじいちゃん子だった」という台詞を聞くと、
その世界観はどういうものだろう?という風に、全くわからない程、
想いが欠落しています。
認知症で、その病気を理解していなかったとしても、
性格的?感覚的?に合わなかったとしても(家族全員と合いませんが)、
敬うという気持ちが一切無く、寧ろ、
嫌悪感丸出しの態度で接していました。
私は人で無し。
自分のその酷い部分を、真面に捉えたくないから、思い出しもしません。
父から虐待を受けたからと言って、
認知症の症状に振り回されたからと言って、
気が合わないからと言って、
大切にしなくていいという理由にはなりません。
今、祖母が生きていたとしても、優しく出来るかどうかわかりません。
テレビから流れる、大好きな祖母を亡くした方の「おばあちゃん子だったから」という台詞に、
仕舞い込んでいた自分の非道さが、
蘇りました。
孫が、私でなければ良かった。
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