毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

掌の痛み、心の傷み②

酷い事をして、された人が苦しむ姿をニヤニヤしながら見て楽しむ人もいますが、

そうではなく、酷い事を、心を傷めながらもやってしまった人もいるのかもしれない。

たぶん……私はこの立場にいた事が無いので(よく思い返せば見つかるかもしれませんが)、共感する事が出来ず、気にもしなかったのでしょう。

昔、私が人に対して散々酷い事をしたのは、自発的にです。
周りに流されて、空気に飲まれて、というのもありますが、強制されていないので、
やはり自らの意思です。

後輩を揶揄って、友人と笑っていた。
最低な行為。

楽しかったのかどうか、笑っていたくらいですから。
行為自体を楽しんでいたのではなく、
仲間と何かを一緒にやる、という楽しさ、安心感。
同じ行動を取っていると落ち着く、集団の中。

後輩を、犠牲にしてまで。

そんな最低な私が、私を引っ叩いた子の心配を、する訳がありません。


しかし、ふと。

何十年と経って、引っ掛かった。

喜ぶ加害者も苦しむ加害者もいるだろうから、

彼女はどうだったのか。

その立場を理解する人が、

いたのかどうか。


               (続く👻)