いつもやっている作業は身体が覚えているのか、自然と動いている。
やる事の内容を考えなくていいのだから、これもまた自然と、作業とは関係の無い内容が脳内を巡っている。
個人的傾向として、良い内容が降ってくる事は少なく、苦痛を伴う過去が長々と再放送される。
見たくないのに、思い出しても辛いだけなのに、勝手に蘇るのだからどうしようもない。
必死に事実を訴えている。
だけど信じて貰えない。
何故、何故、
今よりも多種多様な人間を全く知り得ていなかった当時の若い私は、
娘の言う本当の事を信じない親を、
理解出来なかった。
何だこれは、
親なら子を信じるのが当たり前だろう。
ーーーなんて、馬鹿な考えを持っていた。
個人の自由だ。
母で言えば、愛する旦那さんを信じて、
私を信じないのは自由。
虐待なんて虚言、
そう思って生きていくのも自由。
そこまで気付いていない当時の苦痛、
時々ぶり返すのよ。
(続く👻)