意に反した流れを目の前に、秒針は止まらないから気を奮い立たせて次の作業に取り掛かる。
という事を大人は繰り返して年を重ねていたりしますが、
子供も無理矢理切り替える事を強いられていたりします。
第三者の目が無い所で暴言を吐かれ無価値に扱われても、
人目がある所では余りそういう扱いは受けないので、
ボーッと離人感覚で黙っていると、
「折角連れてきてやったのに」
「折角~~してあげたのに」
「欲しい物ははっきり言いなさいっ💢」
切り替えて、連れて行ってくれた場所で笑顔で喜び、
してくれた事に対して「ありがとう嬉しい」と笑顔で感謝し、
あれが欲しいこれが欲しいと我儘を言う、
わかり易く意思を示す子供にならなければいけないのに出来ず、
親は苛々、
また怒られて。
ーー何をどう楽しめとーー
ーー今が、夢なのか現実なのかーー
それすらわからず、
ただ呼吸をしていた。
(続く👻)