子供の頃から、母を見ていると何故か［恋は盲目］という言葉が浮かんでくるのでした。
夫婦で言い争いなどもあったと思いますが、基本仲が良いのではないかと推測します。
中学二年の時から家族とは距離を置いてきたので細かくは知らない分、客観的に捉える事は少ーしだけ出来る気がします。
指示された範囲（それ以外も）の家の掃除を日々やっているのですが、廊下のモップ掛けの最中、リビングから声が漏れてきます。夫婦で楽しそうです。それはとっても良い事です。
それなのにねじ曲がった心を持つ私はモップフキフキしつつ、
［子供を死の付近まで追い詰めながら、夫婦揃ってよく楽しそうに笑い合えるな］
と、吐き捨てます。最低です。でも聞こえている間強い絶望感にも襲われていて、相違の激しさに為す術もありません。
そして最近声と気力を振り絞って「虐待と真摯に向き合って欲しい」と伝えた訳ですが、落ちていた体力が戻り再び日々の掃除を始めて暫く経つのですが。
リビングから声が漏れてきます、夫婦で楽しそうです、･･････再現ドラマか！？何も変わっちゃいねぇ、〈死〉を間近に感じたらやり残した事が明瞭に見え、それが虐待と向き合う事だったのですが、私の命を懸けた終活（？）と、親の「はぁ？何の事ですか？」という捉え方、わかり合う時は永遠に来ない（わかっていますが）のだと、…うん、それが現実だ。
で、好きな人の前で魅力的な人だと思われたいっていう気持ち、良くわかります。母と私が事務的な会話をしている時、隣の部屋など近くに父がいる時と、父に全く声が届かない場所で話す時と、母の声のトーンは全く違います。父と母の会話や父に聞こえる場所での私との会話、母の声はまるで少女です🌼可愛らしくて語尾上がります。父に聞こえない場所では軽々キレたり、語尾は下がります。まぁ本人気付かないでしょうね、無意識でしょうね。
恋は盲目。
理性や常軌など、どうだっていい。
旦那を守る為だったら、子を責める事も厭わない。
それは理解したいと思いませんが、別の方角から見てみると、一人の男性をそこまで愛せるなんて、恋愛も大してしてこなかった私からすると、羨ましくはないですが、それも一つの女性の生き方なのかなぁ…と。
賛同はしませんよ、無理矢理の落としどころです😠
