微かな違いに、気付くのは難しい。
他人と自分、見た目ではない部分の感覚と言いますか、最早機微的な違和感と言いますか。
私は、手✋の指の関節が滑らかに動きません。いつもそうだという訳ではなく、時に強張ったり突っ張ったり、関節がカクカクカクとぎこちなく動いたり。
物を掴むのに指が突っ張って上手く力が入らず、落としたり。
子供の頃は人間皆そうなのだと思っていました。私が劣っているせいで物を落とす、ピアノ🎹が弾けない、箸が上手く持てない、器用ではないのだと。
はい、その通り劣っているのに努力不足だから不器用なのです。関節に罪はありません。
関節が滑らかに動く人も、カクカク動く人もいるのだと大人になって知りました。
人間は細かい部分でもいろいろ違う、私がたまたま関節が強張っていても、それなりの努力をすればもう少し上手く出来る様になった可能性はあります。
誰も、気付かなかったのですね。周りの大人も自分自身も。なので私はただただ怒鳴られるのです、何事もちゃんと出来ない愚図な子。
気付いていたらなー、良かったなー。
「私は指の関節が滑らかに動きません。それを念頭に置いて、箸の持ち方を教えてくれませんか?」
気付いていたら、親にそう言ったのに。なんてね、親はそんな細かい事気付く筈もないし、言ったところでどうにもならないし、言わないでいると「言えばいいじゃないの❗💢」とキレるし、無意味ですね。
何か微かな事に気付かずに、それが原因で虐待されたりいじめられたり。
それがあるから、知っていた(気付いた)方が良いと思うのですよ。
しかし気付いていたらピアノ🎹は絶対習わねぇよ🙌👻