冷める瞬間。
サーーーーーッと音がする気さえした。
保育園か小学校低学年の時。
教室で、机は片付けて輪になって椅子に座る生徒達、その後ろに親が立ちます。
何かしらの会だったと思います。そして親の方が自分の子供について長所を発表する?みたいな事をやっていました。
私の場合母が来てまして、そして母が発表する番が回って来ました。
「うちの子は、芯が強いと思います」
そういう内容の事を言ったと思います。
この時です、サーーーーーッと音でもする様に、私の心が冷めていくのを感じた。
芯が強いって何、何処がだ❔❔❔
この時の私の心情は、
[あぁ母は、全く私の事がわからないんだ]
でした。
全然違っているんだよ、私が見えていないのかな。
しかし、今考えると、なんと恐ろしい😨
親や養育者や親族が来られない子の後ろには、誰が立ったのでしょう。
関係性は何でも、その子の事を良く知っている人ならいいけど。
いや違うな、まだ小さい子供なんだ、みんなはお父さんかお母さんが来ている、自分には・・・。
寂しい想いをした子が、いたかもしれない。
この時の〈何かしらの会〉と〈母の台詞〉は、いろいろと見当違いだ。
今は母にわかって貰えなくても、サーーーーーッと音はしないのでしょう。
「でしょうねぇ」
と、納得せざるを得ないから👻💤