軌跡は消えてしまって構わない。
そもそも、直ぐに振り返って見ても何も残っていないけれど。
史は必要無い。
ゴミは溜めずに、捨てた方がいい。
卒業アルバムは燃えるゴミ、
プライベートの写真の思い出は、
よくオーブ⚪が写っていた、という事くらい。
その一瞬だけが切り取られる。
笑っていたなら「楽しそうだね」と、
偽りの過去がつくられていく。
誰がわかるというのか、
たった一枚で。
自分で描くのなら、絵の方が真実を表現してくれる。
闇を紛れ込ませる事が出来るから。
ほら、群衆の中に悪魔が紛れ込んでいる、
ほら、そこにドクロが置かれている。
その瞬間を切り取ったものは、
それだけで、多くの事を伝えて想わせてくれるが、
その反面、正しくない印象を生み、真実を消してしまう。
仕方が無い、普通に幸せそうなのだから。
闇までは写せない。
だから、捨てた。
毒素は出さず、燃え尽きればいい。
全て要らない、
汚濁した過去など。
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ただ単に、写真を捨てるというお話です❕
しかし、温泉♨旅館で写真をとると必ずと言っていい程、
オーブ⚪が写りますね……。 ⚪~⚪~👻~⚪~⚪