相手を倒すか、こちらが遣られるか、
ギリギリの闘い。
普段出せる最大限の力では足りない、それ以上持っていても、出そうにも出せない、
実際窮地に立つまでは。
勝つには、出せない力まで出す。
が、通常は出ない。そういうものだ。
しかし、この出せない力を幾度か出した人は確かにいる。
例えば、世界のトップを目指すアスリートの本番一発勝負時。
金メダルを取るとは凄い精神の集中力です…。
もし生きている多くの時間で、その力を出して表現しているとしたら。
きっと、擦り減らすのではないか。
そのままの自分じゃ駄目だ、勉強して、鍛練して、完璧な状態でないと。
それが責任を果たすという事。
言葉にすると軽く伝わってしまいそうで怖いですが、〈完璧主義〉。
疲れてしまうのではないか………。
そんな人もいるのだろう。と、ふと思った。
たまには足りない自分も許せたらいいのに…、と。
何にも満たない私が言う事ではありませんね…。
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