四月某日、二十時。突然の爆発音。
直ぐ側の橋で事故か!?一度ならず二度三度。
トレーラーなどが事故で爆発したのか?ヤベぇ大惨事だ……とカーテンを開けて窓の外を見てみると、
目の前で、いや目と鼻の先で、花火が打ち上がっていました。
個人で遊ぶサイズのものではなく、大空に打ち上げるデカい奴🎆。
確かに目の前は川ですが、広さは無く民家も近いので、過去にここから打ち上がった事はありません。
何なの何なの!?
前にニュースで観た、落ち込んだ世の中の人々に一瞬でも上を向いて貰いたいと、花火師達が善意で、今は人を集めない様にアポなしで上げた?
それとも誰か違法に上げた?
マイナス思考の私は少し恐怖。
母が私のいる二階の部屋に来ました。
「何してるの?」
ん?
「何を騒いでいるのかと……」
ん???
まさか。
この爆発音、私が二階で暴れている音だと思った!??
「花火!」
私はカーテンを大きく開け、目の前の巨大な花火を見せました。
(続く🎆👻)