「ごめんなさい」
「謝る必要は無い。悪いのはあっちだ、異常で気持ち悪い、そんな壊れた人間の餌食に、ーーーあなたはされた」
「今現在は貴女が、やっぱりごめん、心が折れてる場合じゃない、やるよ、やる」
やり過ぎたらあっちが逃げる為に自殺するんじゃないかとか高齢者いじめをしているんじゃないかとか、
何で、被害者が行動を起こしてはいけないと思ってしまうんだ、情けなく惨め。
こんな腑甲斐無い私を、内なる自分が責めている。
「そういえば、今は[助けて]って呟かないの?」
「あぁ、貴女の頃はよく呟いてた。でも誰かが助けてくれるなんて夢はもう描けないから、自分でやるしかない。だから……いつでもまた現れて、遠慮無く発破掛けて」
「現れなくても、一緒にいるよ。同じ心と身体を共有してる。あなたは私、唯一の証人」
あぁそうだ、証拠は無くても、証人がいる。
今この瞬間死を考えている貴女の為に、
どんな形になろうとも、
必ず、返報を。
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