毒親への返報

毒親や虐待をメインに書いています。

気怠い彼女

とっても短い高校生活、これもまた多く覚えていないのですが。
入学してすぐ、同じクラスの女子生徒に目を付けられました。悪い意味ではありません、私を見つけてすぐに、「友達になろうと思った」そうです。

二人でつるむ様になりました。彼女のお家はとある宗教の大きな教会、厳格な父親、嘸かし彼女も真面目なお嬢さまかと思いきや…

とんでもねぇ❗とは言えギャルでもヤンキーでもありません、ファッションは大人っぽく時にはシャツにタイトスカートにパンプスといういい女風。
気怠く煙草を吸いながら(未成年は駄目よ)、男の話をします。お酒はウイスキーが似合います(未成年は駄目よ)。
やってはいけない事もさらっとやってのけます。
私は目を丸く👀するばかり。

よく二人で学校をサボったり、彼女の男友達と遊びに行ったり。

今思えば、何故私だったのでしょう❔地味で暗くて毎日[いつ死のうか]と考えている様な奴だったのに。
泊まりに来ない❔とかコンサート行こう❕とか。
宗教の勧誘は一回もありませんでした。

たくさん遊んだんですけど、彼女みたいなタイプは何かしら親と確執がある筈なんですけど…。

あまりにも不真面目な私達、彼女の厳格な父親に、二人セットでやんわり説教された事もありました。
説教される前、「父が私達に話があるって。適当に聞き流していればいいから」と彼女は言い、私は了承しましたが、今思えば、〈全く逆らえない〉圧倒的対象の元で生きる息苦しさ、みたいなものがあったのかな?なんて、勝手な想像ですが。


彼女の家に泊まった時の事。
「宗教だけは裏切る事が出来ないのよね~」
と言い、朝、彼女は真面目に〈朝のおつとめ(よくわかりませんが、宗教関連の?)〉に行くのでした…。

私とは全く別の、魅力的✨な女子でした✨👻