本当に家に帰らずいつもやらなければならない家での雑用もやらず真歩ちゃん家で遊んでいた。
案の定学校から電話、親から連絡が行った様で居場所は直ぐバレた。
今はまだ中学生が本気で心配される時間ではないが担任がわざわざ来て私に家に帰れと言う。ここで真歩ちゃんが、
「家に帰ると死にたくなる生徒に今直ぐ帰れって言うんだ。先生今どういう気分?」
言葉を失う担任。
「い、いいよ私帰るから」
担任の車で帰宅。私は先に部屋に入り大人達の会話をこっそり聞く。
どちらも気不味そうだ。
この先どうなるかは何となくわかる、直ぐに元通りの日々に戻るのだろう。
少し大人しくなっていた親も数日後には元通り。担任は微妙~に私を気にする様で避けている。
「あ~ぁ、何もかも元通りだ」
「大人は変化を恐れるからね。またやろうか?子供の命懸けの訴えを無視して親と担任は行動を起こさなかった、死を考えています、っていう内容の手紙を今度は何処に出そう。警察か、教育委員会か、マスコミか」
「えぇ~!売るみたい」
「バレればいいのよ、晒してやるわ。あははははははは」
真歩ちゃんは面白い。
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書く事無ぇなぁと思っていた時、〔真歩ちゃんのちんけな復讐①②〕を思い出しました。
このシリーズ?の主人公と私自身が出来そうに無い事を、真歩ちゃんならやってくれます。しかも楽しそうに♪。
良いですね~♪。
♪✉♪ 👻🎵