爪がぁぁぁ………ボロボロだ。
敢えて切らずとも爪の白い部分が無くなっていく。
弱い、弱過ぎる。
私が？いやいや自分が弱いと感じた事は無い（頭以外）。
身体の不調があって少し後に爪に出るのか、前はよく表面が波打つ様な変な質感になったりしたが、今は伸びる程の質を保てていない。
自分自身を堂々と強いとは言えなくても、
やはり弱いとは思えない。
弱かったらとっくに脆くも崩れ去っていたでしょうに、なんて。
中途半端に強いのもどうなのか、
あの時もあの時もあの時もあの時もあの時も、
掻い潜ってきた。
暴漢に殺されていても可笑しくなかった、
父からの虐待を受け続けた、
ストーカーの脅しと対峙し続けた、
うーん、強いですか？でもやはり弱いとは言えない。
消失願望がありながら死ねない自分は………、
これは弱いな。
爪と精神がペラッペラ。
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