君が在る
姿形があるのと無いの差は認識している、
けれど、存在はいつも変わらず傍にある。
永眠とはどういう事だろう、そこに届くまでは知り得無い。
残された者の方を経験中、驚く事に七年経った今も薄くならず全てが鮮やかなまま。
忘れていくとか思い出になるとかと違う、
一緒にいる感じ。
君は冬が似合う。凍えた空間に佇み私を温めてくれる。
感触を描いて、
温もりを付けて、
声を寄せて。
私の人生には何も無く虚しいものだったと言い切れないのは、
君があるからだよ。
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