二十代の頃？の、夜のお酒🍷を出す店での面接。
私を面接したのは五十代くらいの男性。
面接は早々に終わり、何故か話の内容はその男性オーナー個人の話に移り、まるで武勇伝でも語るかの様に始まった。
ーーー学生の時分（の、話だそうです）、男だけで仲間数人と旅館に泊まっていた。
血気盛りの男達は、旅館に勤める若い女性従業員を部屋に引きずり込んだ。
頭の中は［性行為をする］という事だけ。
一人の女性を男数人で押さえ付け、抵抗して逃れようとする女性の自由を奪うのは容易い。
後は順番に欲求を満たすだけ。その時、あれだけ抵抗していた女性が急に身体の力を抜いて、こう叫んだ。
「あーーもうわかったわよっ！好きにすればいいじゃない、さっさとやりなさいよ！！！」
そして、畳の上に大の字に寝転がった。
「……………」
男達は一気に意気消沈、その気も失せて何もせず、女性を解放したのだった。
ーーーと、こういう話をして、私を面接した男性は楽しそうに笑った。そして、
「こういう時は開き直るのも一つの手だな」
と、終始笑いながら言うのだ。
勿論、私は激しく引きました😨。似た様な目に遭っているし、今の時代なら楽しそうに語るのもアウト❌でしょうね。
その話を聞いている時、もうここで帰ろうかなと思ったけれど、そのままその店に勤めた私もどうかしてる、最低⤵だ。
甘やかしては、いけなかった。
今はそう思う。
その旅館の女性従業員は、凄く怖かったと思う。
でも凄い勇気ある行動をとった❗
やってやった❗❗❗💪👻💞
